コンビニの数より多いといわれる歯科医院。どのような基準で選んでいるでしょうか。今回は、「痛くない歯科医院」や「行きやすい歯科医院」よりとってもとっても大切な感染症対策のお話をしたいと思います。
これをご覧の皆様は、すでに当院のホームページをご覧になったでしょうか。滅菌対策のページでご案内の通り、院内の感染症対策に力を入れています。
感染症予防。ちょっと地味な項目ですが、患者の皆様にとって、治療方針や治療内容、料金などより、重要なのではないかと思います。というのも、感染症予防が不十分な歯科医院では、患者さまから患者さまへ菌がうつるという事態が生じている可能性があるからです。にもかかわらず、患者の皆様は検索サイトで治療内容などは調べるのに、滅菌対策についてはそれほど調べていないようで、不安を覚えます。
歯科医院でうつってしまう可能性があるのは、歯周病菌や虫歯菌のようなお口に関する菌だけでなく、風邪・インフルエンザ・肺炎そして血液を介してうつるB型・C型肝炎、エイズなど多岐にわたります。
もっとも、すべての歯科医院で少なからず衛生対策をしているはずですので、無法状態で感染が広がるということではありません。しかし、感染症対策にちょっとでも不十分なところがあれば、感染する不安をぬぐえないということになります。
高齢者が歯を失う原因の1位となっている歯周病。これも感染症です。日本での成人罹患率は8割を超えるといわれており、今、感染していないのであれば今後も感染したくない菌です。口腔衛生を守る立場にある歯科医院で、このような菌をうつすようなことがあってはなりません。
そうは言っても、相手は菌。一見、きれいに見える物にも無数の雑菌がついていることがあり、肉眼では見えないからこそ難しいですが、十分な対策をするには「絶対、うつさない」という強い姿勢が必要だと思います。
歯科医院の感染症対策は、患者さまの命を守る…大げさに聞こえるかもしれません。しかし、安心して治療を受けていただくために、それくらいの姿勢で消毒・滅菌に取り組んでいます。ご家族・ご友人に、自信をもってすすめていただけます。



