歯科治療で必要不可欠なのが、「口を開ける」こと。口を開けなければ、歯を診ることも触れることもできませんので、必然的に歯科医院では口を開けることになりますね。
「口は十分開けられているかしら」「治療の間、口を開けていられるかしら」といった不安はありませんか?今回は、歯科治療における口を開けるという行為に着目してお話ししたいと思います。
まずは、開けた口の大きさ。どれくらい大きく口を開けていれば、歯科治療に支障がないのでしょうか。
治療部位が前歯か奥歯かなどありますが、一般的に4cmくらい開けられれば大丈夫です。といわれても、定規を当てないと4cmってどれくらいかピンとこないという方、人さし指・中指・薬指の3本を縦にして、開けた口の中に入れてみてください。入れることができたら、まず問題ないと考えてよいでしょう。
また、奥歯の治療などでは、めいっぱい口を開けていると口周辺の筋肉が緊張状態になり、治療に必要な器具を操作しにくくなることもあり、開けすぎない方がよいこともあります。
次に、どれくらいの時間、口を開けておくことができれば治療に困らないのでしょうか。治療中に耐えられなくなったらどうしようと不安になりますね。
長時間口を開けっぱなしの大変さは、歯科医院スタッフもよく分かっています。もしかしたら、一気にやってしまった方がトータルの治療時間は短いかもしれない治療でも、こまめに区切りをつけて、お口が休めるようにします。
人が大きく口を大きく開けていられる時間は、約3~5分ともいわれています。数字で見ると短く感じるかもしれませんが、実際やってみると、案外大変なものです。
口を開けることが大変かどうかには、個人差が大きく、長時間でも平気という方もいれば、1分でも辛いという方もいます。もし、長時間お口を開けていることが苦手な場合は、治療前にスタッフに伝えておくことをおすすめします。
万が一、治療途中で耐えきれなくなっても突然口を動かすのは危険です。言葉にならなくても声を出したり、手をあげて合図をしたりするなどして、治療の手が止まってから口を閉じましょう。



